はじめに
初めてVPNを使用する、という方はちょっと心配・・という気持ちがあるかもしれません。
こちらで比較しているVPNは全て広く使われているVPNですので、心配しなくても大丈夫です。
私も初めて使用した時は不安でした。
なぜ、私がVPNを使用するようになったかというと、銀行の手続きやインターネットでの購入時にクレジットカードの処理が必要になり【安心】な手続(処理)がしたくてでした。
当初は、セキュリティーを強化したく「ウイルス対策ソフト」にあるVPNを使用していましたが、「通信速度」が遅くてストレスを感じていました。そこで、インターネットやウェーブサイトを検索して、これはという【VPNサービス】を選び使用しています。
今では、【安心して】また【速度へのストレス】もなく使用しています。皆さんも自分に最適な【VPN】を選んで【安心しちゃって】ください。
VPNって何に
VPNとは「Virtual Private Network」の略であり、仮想専用線という意味を持ちます。FreeWi-Fiなどの公衆ネットワーク(Public Network)は情報を盗み見されたり改ざんされたりするリスクがあるため、安全とはいえません。
通常のインターネットは開かれたネットワークのため、第三者による攻撃などのセキュリティ面で不安がありました。そこで利用され始めたのがVPNです。インターネット回線を使って通信される内容を暗号化するVPNを利用すれば、まるで専用線のように拠点間を安全(安心)につなぐことができます。
このページで分かること
・VPNの必要性 ・VPNのメリット、デメリット ・VPNおすすめ |
・VPNの仕組みを知りたい
VPNの仕組みとは
この図のように通信内容を暗号化して匿名でやり取りできるVPNを利用することで情報が保護され、安全な通信が可能になります。
インターネット通信が暗号化されていないと、サイバー攻撃の対象となり、顧客が入力したクレジェットカード情報などが第三者によって盗まれる可能性があります。
VPNの種類
VPNの接続方法は主に4種類あり、大きく分けてインターネットVPN・エントリーVPN・IP VPN・イーサネットVPN(広域イーサネット)があります。それぞれ接続方式や通信速度・安定性が異なるため、特徴を詳しく紹介します。まずは下記表を確認してVPNを使用するにあたり、それぞれの特徴を理解しておいく必要がある。
VPN4種 比較表
インターネッVPN | エントリーVPN | IP VPN | イーサネッネVPN (広域イーサネット) |
|
---|---|---|---|---|
使用する回線 | インターネット 回線 |
閉域網 | 閉域網 | 閉域網 |
通信速度 | (帯域保証なし) 不安定 |
不安定 (帯域保証なし) |
安定 (帯域確保) |
安定 (帯域確保) |
セキュリティ強度 | 普通 | やや高い | 高い | 非常に高い |
コスト | 安価 | 比較的安価 | やや高額 | 高額 |
インターネットVPN
「インターネットVPN」は、通常のインターネット回線を使用する接続方式です。ADSLや光回線などインターネット上でトンネリングを行い、データを暗号化することによって安全性の高い通信が行えます。
この方式は、ネット環境さえあれば誰でも利用できることに加え、運用コストの安さが魅力なため、費用を抑えたい場合におすすめです。ただし、あくまでオープンな回線である点には注意が必要です。通信速度や通信品質はインターネット環境に左右されるため、アクセス集中に伴い通信が遅くなることがある他、情報漏洩のリスクも排除しきれません。
エントリーVPN
「エントリーVPN」は、各拠点から通信事業者のアクセスポイントまではインターネット回線を利用し、アクセスポイントからアクセスポイントの間は通信事業者が提供する閉域網(IP網)を利用して、VPN接続を行う仕組みです。
閉域網(IP網)とは、簡単に言うと「インターネット”的”な通信」のことです。前述したインターネットVPNとよく似ていますが、「IP」という通信規約に則って通信を行う点が通常のインターネットとは異なります。
この方式は、一般的なインターネット回線と、インターネットから分離した通信事業者の閉域網のハイブリッドであることが特徴です。そのため、インターネットVPNより安全性を担保しやすく、なおかつ専用線よりも低コストで利用できます。ただし、インターネット回線を使用するため、混雑時は通信が遅くなりやすい点に注意が必要です。
IP VPN
「IP VPN」は、通信事業者が独自に用意した閉域網(MPLS網)を使用してVPN接続を行う方式です。通常のインターネット回線から切り離されているため、通信事業者と契約している場合しか使えません。これまで紹介した方式より安全性が高くなるため、セキュリティを重視する際に採用されています。
閉域網を利用するところはエントリーVPNと似ていますが、IP VPNは一定の帯域が確保されているため、通信速度が安定しやすいのが特徴です。安全かつ快適な通信を行いやすいことも魅力です。ただし、インターネットVPNやエントリーVPNと比較した場合、コストは高くなります。
イーサネットVPN(広域イーサネット)
「イーサネットVPN」は、通信事業者の専用線を利用する方式で、広域イーサネットとも呼ばれています。基本的な仕組みはIP VPNと同じですが、使用できるプロトコルに違いがあります。プロトコルとは通信規約のことで、データの形式や送受信方式などを定めたものです。通信を行う際にはこのプロトコルが欠かせません。
IP VPNでは、通信できるプロトコルは「IP」に限られていました。広域イーサネットでは、「レイヤー2(データリンク層)」と呼ばれる通信事業者の通信網を使用するため、RIPなどのIP以外のプロトコルも有効です。ネットワーク設計の多様性と安全性、通信速度は魅力的ですが、コストは他のVPNと比較すると高くなります。
VPN 必要性
インターネット上には、プライバシーとセキュリティを脅かす危険が蔓延しています。特に心配なのは、あなたのデータを狙う悪質な組織です。個人情報を収集されたり、ネットの利用状況を追跡されたり、接続を傍受されたりする恐れがあります。また、特定のサイトがアクセス禁止になっているネットワークもあり、ネットの自由が著しく妨げられてしまいます。
ネット上でプライバシーとセキュリティをしっかり守るには、VPNが有用です。プライバシー侵害を防げるほか、サイトのアクセス制限も回避できます。また、通信が暗号化されるため、GoogleやFacebook、インターネットサービスプロバイダ(ISP)などにネット上の動きを追跡されません。有料ですが、お金を投じる価値は間違いなくあります。
FreeWi-Fi利用中
国内、海外旅行などでFreeWi-Fiに接続する際もVPNは有効です。なぜなら、だれでも利用できるFreeWi-Fiは、悪意ある第三者が侵入しやすいからです。
VPNを使用するとインターネットトラフィックが暗号化され、第三者が公共のFreeWi-Fi経由でデータを傍受することができなくなるため、頻繁にFreeWi-Fiを利用する場合はとても便利です。また、FreeWi-Fiだけでなく、自宅のWi-Fiルーターをお使いの際も、あなたのIPアドレス、閲覧履歴、個人情報を隠すのに役立ちます。
ブラウジング中
悪意ある第三者は、あなたの閲覧履歴、メッセージ、その他の個人データを追跡して収集したいと考えているかもしれません。VPN接続でトラフィックを暗号化することで、IPを非表示にしてオンラインでの追跡を防ぎ、プライバシーの強化を可能にします。これにより、自宅、職場、外出先で無制限の保護を提供します。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テレワークや在宅勤務を導入する企業が増えている中、セキュリティを強化するという目的でもVPNは重宝します。
インターネットショッピング
インターネットショッピングなどを利用する機会が増えてます。このネットショッピング等でクレジェットを利用する際にVPNを使用すれば、ターゲット価格、偽のウェブサイト、おとり商法を回避することができます。Free Wi-Fi上でも、クレジェットカード詳細が盗み見されることなく、安全に買い物をすることができます。
海外にいるとき
海外から通信するときはその国のネットワークを経由します。
アクセスできるウェブサイトが制限されたり、サイトがアクセスしている国の言葉になったり、海外からのアクセスとして処理されるため、普段の使用感とは異なる状態になります。
VPNを経由することで、自国にいるかのようにインターネットを使用することができます。
VPNのメリットとは
メリット1.通信内容の暗号化で安全な通信が可能
自宅、職場、外出先、国内、海外旅行先などから各サーバーやシステムにアクセスする機会も増えていることからこそ、より安全な通信環境を求めるようになりました。特にVPNには、通信内容の盗み見などから守る暗号化機能や、セキュアなアクセス経路を確保するトンネリング機能などが搭載されており、安全(安心)な通信環境(セキュリティ機能)でデータ通信をおこなうことも可能です。
メリット2.VPNはモバイル端末からもアクセスできる
最近はテレワークや在宅勤務を導入する企業が増えていることから、業務場所や業務時間にとらわれない働き方が増えてきました。また、フリーランスの方達も静かなカフェやワーキングスペースなどを利用して業務(作業)をする人が増え、それに伴い、モバイル端末からアクセスするケースも増えています。そのような場合でもVPNを利用すれば、離れた場所から安全(安心)でスピーディーな通信環境を利用できるため、さまざまな働き方にも柔軟に対応することもできます。
メリット3.距離に影響がなく接続が可能
外出先、国内、海外旅行先など全国各地や海外でも、VPNは遠隔操作でアクセスできます。距離を気にすることなくネットワークを構築できることはメリットの一つです。
テレワークや在宅勤務を導入する企業が増えていることからこそ、安全(安心)な通信環境が必要です。
メリット4.複数の拠点でも接続可能
拠点が複数であっても、VPNを利用することで安全(安心)な通信環境下で通信が行えます。また、拠点間同士でも安全(安心)な通信環境下で通信することも可能です。
VPNのデメリットとは
デメリット1.情報漏洩はゼロとはいえない
VPNは安全(安心)な通信環境(セキュリティ機能)を高めるために有効な方法です。しかし、VPNを導入しただけで盤石な安全(安心)に通信環境(セキュリティ機能)が構築できるわけはなく、仮にルータやソフトウェア側で設定ミスがあれば、VPNの安全(安心)な通信環境(セキュリティ機能)がうまく働かず、不正アクセスのリスクを軽減できない可能性がありのも事実です。
デメリット2.通信速度が遅い場合もある
VPNはセキュリティが強化されたネットワーク下で安全(安心)に通信ができ、多様化する働き方にも対応する便利で画期的な技術です。しかし、通信速度の遅さや不安定さが気になって「業務効率が低下してしまう」と不満を感じている方もいるのも事実です。
デメリット3.コストがかかる
VPN製品によって機能が異なります。一般的に、多くの機能が搭載されている製品は価格が高い傾向です。
VPNおすすめランキング
【NordVPN】
[NordVPN]は、最新のセキュリティテクノロジーを活用して、安全なインターネットアクセスを提供しています。
VPN名 | NordVPN |
---|---|
月額料金 | 560円〜 |
本拠地 | パナマ |
サーバー数 | 5,700台 |
サーバー設置国数 | 60ヶ国 |
対応OS | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、FireFox、Edge、Android TVなど |
同時接続台数 | 最大6台 |
ノーログポリシー | ○ |
セキュリティ | メッシュネットワーク ダークウェブモニタリング パスワードセキュリティ 次世代A-256暗号化など |
脅威対策
サポート | ライブチャット、メール |
お試し期間 | 30日間 |
【NordVPN】は、知名度と機能性がトップクラスのVPNサービスであり、30日間の返金保証があるため、初心者にも使いやすいVPNです。
セキュリティが非常に優れており、豊富な動画コンテンツ対応や低料金が特徴です。
Netflix、Amazon Prime Video、Huluなど主要な動画サービスに対応しているので、海外から日本の動画コンテンツを閲覧したい場合には最適なサービスです。
【Surfshark】
VPN名 | Surfshark |
---|---|
月額料金 | 297円〜 |
本拠地 | オランダ |
サーバー数 | 3,200台 |
サーバー設置国数 | 100ヶ国 |
対応OS | Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Amazon Fire TV |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ○ |
セキュリティ | Cookieポップアップブロック 2段階認証など |
広告&マルウェアブロック
サポート | ライブチャット、メール |
お試し期間 | 30日間 |
【SurfShark】は、デバイスの同時接続が無制限で利用できることです。
会社で使う場合や、家族での使用を考えている人や多くのデバイスに接続したい人にとっては嬉しいシステムです。
【MillenVPN】
VPN名 | MillenVPN |
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月額料金 | 396円〜 |
本拠地 | 日本 |
サーバー数 | 1,300台 |
サーバー設置国数 | 72ヶ国 |
対応OS | Windows、macOS、Android、iOS |
同時接続台数 | 最大10台 |
ノーログポリシー | ○ |
セキュリティ | 金融機関レベルの高度なセキュリティ 暗号化通信など |
通信の盗聴や改ざん防止
サポート | メール |
MillenVPNは日本企業が運営している安心と信頼感が違います。日本を含む50カ国に設置されているサーバーが1,300台以上と多く、同時接続数は10台までとなっている。
日本企業が運営しているので、サポートやマニュアルなどは全て日本語で対応。
まとめ
今回は、海外&国内企業が提供するおすすめ有名VPNサービス【NordVPN】【SurfShark】【MillenVPN】の3社のVPNをご紹介しました。
VPNを利用する目的としては、日常の「FreeWi-Fiなどインターネット利用時のセキュリティ」のほか、海外旅行や海外出張などのセキュリティにも利用して【安心】を確保してください。
皆さんも自分に最適な【VPN】を選んで【安心しちゃって】ください。